『生まれ変わったら美少女になりたい！​』について

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２０１６年初稿執筆。

『鏡像－ミラード』で暗くなりすぎた作風を立て直すため、

初心に還るつもりで書いたライトノベル風の作品。

作中で「ライトノベルであること」を強調しています。

きっかけは「メタフィクションみたいなのを書いてみよう」でしたが、

結局は「作中作が本編に影響を与える」というおとなしめの内容に

落ちついています。
ストーリーの骨子自体は、2008年頃に書いた

『ここへ来て彼女がおかしい』という短編を改変したようなもの。

いや、むしろ自作の影響を受けたと言ったほうがいいかもしれません。

筋書きそのものは、あんまり似ていない。

この作品も放置期間が長かった（半年くらい？）ので、

前半と後半で若干筆のノリというか、文の勢いが違うような気がします。